みなさんこんにちは、大塚です。
今回は新型コロナウイルス流行の影響による院内状況の変化について、システムのIT化や実例を交えてご紹介します。
新型コロナウイルスがもたらした変化
新型コロナウイルス流行の影響を受け、あらゆる業界で状況が大きく変わっています。
メディアでも「新しい生活様式」と言われているように、可能な限り人と人との接触を減らす取り組みが見られます。
もちろんその取り組みについて、医療機関も例外ではありません。
医療機関における変化、IT化
私たちは普段、アポクルについてのみではなく、医療機関様のマーケティングについてもお手伝いをしています。
数百院の医療機関様と様々な取り組みをしていますが、ここ数か月で急速に院内のIT化が進んだような印象を受けました。
院内のIT化といえば様々ですが、主には自動精算機、自動釣銭機、Web予約システム、Web問診システム、自動受付etc…
私たちのところにも、
「普段は忙しいが、今少し落ち着いているからシステムを導入するタイミングだと思った」
「密を避けるためにWeb予約システムが必要なので導入した」
「Web問診システムで院内の滞在時間を減らしたい」
などとご相談を頂く機会が急激に増えました。
私自身、院長先生やスタッフさんから頂いたご相談によって、「感染対策として、このような利点があるのか」「このような活用方法があるのか」と気付かされたことが多かったです。
Web予約・Web問診システムによって改善すること
現在Web予約システムを導入している医療機関様は以前より増えた印象がありますが、まだまだ未導入の医療機関様も多い状況です。
院長先生やスタッフさんとやり取りをしている中で実感した、Web予約システムによって改善することは下記の通りです。
<予約>来院時間の調節による、密の回避
これまでWeb予約を一切取っていなかった、という医療機関様は、混雑時に待合室が密の状態になることが多いと思います。
Web予約システムがあれば、10:00~10:30で〇人、10:30~11:00で〇人、などとグループ分けが出来るので、比較的密になりにくくなります。
電話予約ではないので、システムが勝手に調整をしてくれます。
全て電話で対応するコストよりも、システムを導入するコストの方が断然格安なのもポイントです。
<予約>患者さんにとっての安心感
これは私の家族・友人の話ですが、「Web予約なしだと、混雑状況が全く分からないので怖い」と言う人がほとんどでした。
確かに、たまたま自分の行ったタイミングで混雑しているかも分からないので、私自身も非常に共感できる意見でした。
Web予約システムによる来院時間調整の有無は、集患状況にも直接影響します。
<予約・問診>人件費の削減
そもそも論かも分かりませんが、IT化とは砕いて言うと「人がしなくていいことをシステムに低コストで任せる」ことができるものです。
Web予約システムにより電話が鳴らなくなった、Web問診システムにより業務負担が減った、などと言われることが殆どです。
このような状況で人件費の調整が必要な場合も少なくありませんが、より削減した人員配置で業務を回せるようになります。
<予約・問診>滞在時間の短縮
Web予約であれば終わりの見えない待ち時間がなくなること
Web問診であれば問診記入を自宅でできること
これらのことにより、患者さんの院内滞在時間がぐっと短くなります。
実際、院長先生と「コロナの影響はどうか」というお話をしている時、「ちゃっちゃと済ませたい、という感じの方が多いよ」と伺いました。
<問診>診察時間の短縮
紙の問診と異なり、事前により深い問診が可能なWeb問診。
その為、必要情報をより多く事前に聞いておくことで、診察そのものの時間短縮にも繫がります。
今はなるべく滞在時間を減らす、という方向で動いている先生が多い印象ですが、その削減した問診時間を説明の時間に置き換え、診察の質を上げていこうと取り組まれている先生もいらっしゃいます。
<問診>接触感染のリスクが軽減
ペンや紙の受け渡しにより接触感染のリスクも減らすことができます。
もし、事前Web問診をしていない患者さんがいたとしても、来院した際にご自身のスマホでWeb問診に回答してもらえれば良いのです。
活用方法はたくさん
今回は感染対策としての活用にフォーカスしましたが、IT化によるメリットや活用方法はたくさんあります。
医療機関ごとの状況も様々で、お悩みや課題の種類は無限大です。
「今こそがタイミングだ」と一歩踏み出す、そのような時は是非サポートをさせて頂ければと思います。
詳しくお話を伺い、「そもそもアポクルが適切なのか」という点から一緒に考えていきます。
お気軽にお問合せください。